Iceland Express
http://www.icelandexpress.com/
アイスランド初のLCCです。
アイスランドはそれまで国営のアイスランド航空(Iceland Air)の独占市場だったのですが、このIceland Expressが参入したことで、価格競争が始まる・・・と期待されていました。しかし、いかんせん観光客の数が限られていることと、立地上機材の効率的な運用が難しいため、価格面でもサービス面でも優位性を打ち出すことができませんでした。 その後、創業から10年経った2011年の時点でも機体は2機、年間利用客数はわずか40万人と厳しい状況に追い込まれていたのですが、2012年、遂にアイスランド第2のLCCであるWOW Airに事業譲渡し、事実上WOW Airと合併することとなりました。
恐らく数年以内にこのIceland Expressのブランド自体も消滅することと思われますが、とりあえず現在は運行が続いていますので、情報を残しておきます。
たった2機の機材を北米から欧州各地までフルに活用しているため、一度遅れが生じると非常に挽回に時間がかかります。シトラスが利用した際には、見事に行きも帰りも12時間遅延して、空港内で死にそうになりました。
・それほど安くない
ネガティブなポイントばかり続きますが、上記の通り価格競争を仕掛けられる状態ではないので、価格はそれほど安いとは言えません。近年イージージェットやジャーマンウィングスがレイキャビクへ就航し始めたので、それらが就航している都市であれば、アイスランド・エクスプレスを使うメリットは無いと思います。
預入手荷物は有料で購入することができます。
アイスランド旅行を計画されている方は、十分ご注意ください。
http://www.icelandexpress.com/
アイスランド初のLCCです。
アイスランドはそれまで国営のアイスランド航空(Iceland Air)の独占市場だったのですが、このIceland Expressが参入したことで、価格競争が始まる・・・と期待されていました。しかし、いかんせん観光客の数が限られていることと、立地上機材の効率的な運用が難しいため、価格面でもサービス面でも優位性を打ち出すことができませんでした。 その後、創業から10年経った2011年の時点でも機体は2機、年間利用客数はわずか40万人と厳しい状況に追い込まれていたのですが、2012年、遂にアイスランド第2のLCCであるWOW Airに事業譲渡し、事実上WOW Airと合併することとなりました。
恐らく数年以内にこのIceland Expressのブランド自体も消滅することと思われますが、とりあえず現在は運行が続いていますので、情報を残しておきます。
特徴
・遅れやすいたった2機の機材を北米から欧州各地までフルに活用しているため、一度遅れが生じると非常に挽回に時間がかかります。シトラスが利用した際には、見事に行きも帰りも12時間遅延して、空港内で死にそうになりました。
・それほど安くない
ネガティブなポイントばかり続きますが、上記の通り価格競争を仕掛けられる状態ではないので、価格はそれほど安いとは言えません。近年イージージェットやジャーマンウィングスがレイキャビクへ就航し始めたので、それらが就航している都市であれば、アイスランド・エクスプレスを使うメリットは無いと思います。
チケット
需要に応じて値段が上がっていく、昔ながらのLCC方式です。種類を選ぶ必要はありません。荷物
持込手荷物は、重さ10kg以内で56x45x25cm以内のもの1つが無料です。預入手荷物は有料で購入することができます。
座席
自動で割り振られます。チケット購入時に事前座席指定権を購入すれば、希望の座席を選ぶことができます。チェックイン
オンラインチェックイン、空港チェックインともに無料です。違いはありません。マイレージ
マイレージプログラムはありません。アイスランド観光
余談ですが、アイスランドの観光シーズンは「夏」のみです。観光客が集まらない冬季は「ウィンターイリュージョン」とか名前を付けてオーロラを売り物にしていますが、実際は冬季は曇天が多いため、オーロラは見れる確率は高いとは言えません。ブルーラグーンは(営業はしているものの)冬は死ぬほど寒くて楽しめませんし、オーロラは見えませんし、天候が悪くて自然も楽しめませんし、冬にアイスランドに行って良いことは一つもありません。アイスランド旅行を計画されている方は、十分ご注意ください。